アニ録ブログ

あるオタクの思考と嗜好をキロクしたブログ。アニメとマンガを中心としたカルチャー雑記。

TV・劇場アニメ『メイドインアビス』記事まとめ[考察・感想]

*ここに掲載したレビューはネタバレを含みます。必ず作品本編をご覧になってからこの記事をお読み下さい。

『メイドインアビス』公式サイトより引用 ©︎つくしあきひと・竹書房/劇場シリーズ「メイドインアビス」製作委員会

2026年3月29日(日)に開催されたAnimeJapan 2026のトークイベントにて,劇場版『メイドインアビス 目覚める神秘』の劇場公開日が10月23日(金)であることが発表され,合わせてキービジュアルも公開された(上図)。この機会に,これまで当ブログに掲載した『メイドインアビス』関連の記事のリンクを以下にまとめておく。これまでのシリーズをご覧になっている方は,以下のリンクから記事をご一読いただけると幸いである。

 

TVアニメ『メイドインアビス』(第1期:2017年)全体レビュー

「下降」と「上昇負荷」という設定,「ワクワクする自殺」を選んでしまうというリコのキャラメイク。原作者・つくしあきひとの稀有な世界観が繊細な作画と美麗な美術でアニメ化され,当時大きな話題となった。

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『劇場版メイドインアビス 深き魂の黎明』(2020年)レビュー

ボンドルドという異形のマッドサイエンティストの所業を描いた劇場版。しかしこの作品で語られる「憧れ」という言葉の中では,〈正気/狂気〉〈善/悪〉〈呪い/祝福〉という対立概念が渾然一体となっている。そしてそれこそが,『メイドインアビス』という作品の大きな駆動力なのだ。

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TVアニメ『メイドインアビス 烈日の黄金郷』(第2期:2022年)

各話レビュー:第7話

「成れ果て村」の呪われた成り立ちが語られた話数。ヴエコ役・寺崎裕香の語り,ワズキャン役・平田広明の囁き,Kevin Penkinの楽曲,そしてそれらを引き裂くイルミューイ役・久野美咲の叫び。音響設計が作品の最大限に引き出した見事な話数だった。

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各話レビュー:第10話

ナナチ,レグ,ファプタの「涙」を美しく描いた話数。特にレグとファプタの落涙の演出は,2人の間の深い感情を見事に描き出していた。『メイドインアビス』の中でも屈指の名話数である。

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全体レビュー

〈善/悪〉という二項対立そのものを喰らい尽くすかのような,ファプタのカニバリズム。システムの外侮へ突き抜けて行こうとするファプタの「憧れ」は,やがてリコの「憧れ」と重なっていく。この物語が“善悪の彼岸”にあることを改めて示したシリーズであった。

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キャラ(クター)考察

「成れ果ての姫」ファプタのキャラ(クター)を,CV担当・久野美咲の演技を中心に分析した記事。このキャラ(クター)のCVは久野以外に考えられない。

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以上,アニメ『メイドインアビス』“復習”の参考にしていただければ幸いである。では2026年10月23日(金)の劇場版公開日を楽しみに待つことにしよう。